
2/27に科研費の結果が公開されました。
結果は・・・不採択!
ああ、なんと言うことでしょうか・・・
かなり凹みました。今回はかなり意気込んで調書を書いたし、図も作り込みました。自分ではかなりいい出来だと思ってましたが。
基盤(A)とか(B)のような大型予算ではないです。普通の(C)です。
それでも通らなかったと言うのは、もうかなり凹んでます。先発ピッチャーが1回ノーアウトで満塁ホームランを打たれたような心境です。
最初から加減して書いた調書だったら、不採択になっても「まぁそんなものか」という気持ちになるけど、今回の調書は全身全霊を注いで書いたのです。
だけど、実は思い当たるフシが全然ないわけでもありません。
今回のテーマは、きちんと読んでくれれば理解してもらえるが、サラッと斜め読みだとどこに独創性があるのか分かりづらい。
そんなテーマでした。多分、それが不採択になった一番大きな理由かなと思います。
基本的に科研費の調書のレビューはかなりの負担なので、大抵は斜め読みで良し悪しを判断する。だから、非常に明瞭で分かりやすい内容で書くのが、採択されるための鉄則と言われてます。
全身全霊を傾けても、向かってる方向が最初から間違っていたらゴールに辿り着けないわな。
そういえば、先日投稿したレター論文も半年以上も査読を引き延ばされた(主張はこの科研費と同じテーマ)
引き伸ばされたのは、査読者がなかなか決まらなかったと予想するけど、別の言い方をすれば、良し悪しの判断が難しいので査読を断った人が多かったのだろう。
つまり、今現在やっている研究の方向性は(特に工学系の人から見ると)その価値がわかりづらい。
今後、研究テーマの抜本的な見直しが必要だ。
実はあと2つほど考えていたテーマがあった。これまでの継続性から考えると今回不採択になったテーマが一番いいかなと思っていたけど・・・
不採択になった以上、このテーマはここで打ち切る。フルペーパーを書いたのでそれは投稿するけど、これ以上は進めない。最後の集大成としたい。
そして、残り2つのテーマのどちらかを来年の科研費に出したい。
「プロはやり直しできる」
松坂大輔がプロデビューして負け投手になったとき、マスコミに向けて言った言葉です。確かに、甲子園は負けたらそこで終わり。でも、プロは次回の登板で修正すればいい。
私も来年はやり直したい。
歳とってきたらしんどいけどね。せめて60歳までは採択されたい。

名前:吉川蒼翠
職業:小説家志望の理系研究者
年齢:53歳
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