「死亡遊戯」をみて功夫映画・空手映画に興味を抱く

孤独の抒情(創作・読書・映画)

Amazon Primeでブルース・リー主演の「死亡遊戯」を観た。

小学生の頃ジャッキーチェンにハマり、今でも空手の型(平安型と鉄騎初段(ナイハンチ))を健康のために自主練している私としては、この時代の香港の功夫(クンフー)映画は大好きです。

だけど、子供の頃の私にとってブルース・リーは難しすぎた。ジャッキー・チェンのコミカルで分かりやすい「スネーキーモンキー蛇拳」や「ドランクモンキー酔拳」の方が好きだったのも無理ないです。

先日懐かしくなって「ドランクモンキー酔拳」を観たら、ジャッキーが扮する黄飛鴻のバカ息子ぶりにイラついた。歳をとると受け止め方が随分変わるものです(笑)

それはともかく、ブルース・リーの映画を観るのはこれが3作目。

「死亡遊戯」という映画の名前は子供の頃から知ってたし、ブルースリーといえばこの映画の象徴とも言える黄色のトラックスーツ。でも、この歳になるまでまともに見たことがなかった。

そして、昨日初めて視聴した。

最後は、塔を登っていって、それぞれの階で強敵と戦っていくという設定。リーのヌンチャク捌きがカッコ良すぎ!

それに、技を繰り出す時に、甲高い裏声でホウ、フゥーと自分で効果音を鳴らすのがいい(当時のクンフー映画では革新だったらしい)

この最後の戦闘シーンは一見の価値あり。このシーンのためにこの映画の存在価値があると言っていいほどです。

ストーリーは単純で、マフィアの子分にならないかと誘われたアクションスターが、それを拒んだので命を狙われると言う設定。そして殺されそうになるので、逆に反撃に出るという何ともチープで安直なストーリー。

もともと、この作品はこんなストーリーじゃなかったようです。未完のうちにリーが亡くなってしまったので、後の監督が残っている映像を切り貼りして、こういうストーリーに仕立てたらしい。

リーがもしこの映画を見たら「こんなに変えやがって!」と怒り心頭かもしれませんね(苦笑)

 

たとえば、日本のサムライをテーマにした映画は、黒澤明時代から始まり、最近では真田広之が徹底してリアリティを追求した「SHOGUN」がある。

香港の功夫映画も、同じように徹底的なリアリティを持たせて東洋哲学の高い精神性を表現できたらとても魅力的になるだろうと思った。

そういう映画がないかGeminiに聞いたところ、ドニー・イェンチャン・チェンが現在の功夫映画の巨頭ということでした。2人とも徹底的なリアリティを追求しているとのこと。

これは面白い!ぜひ次はこの2人の映画を観たいと思います。ブルース・リーから始まった功夫映画の系譜はとても面白い。

 

ちなみに、空手の経験がある私からすると、功夫もいいですが日本の空手をテーマにした映画でリアリティを追求したものを期待してしまいます。

だけど、ほとんどない。

私が唯一思い浮かべるのは「黒帯(Kuroobi)」。3年前くらいに観ました。

主演した日本空手協会の中先生と沖縄剛柔流の八木先生の技は、映画とは思えないリアリティでとても良かったけど、ストーリーが馬鹿馬鹿しいほど陳腐。せっかく2人の大先生が出演するのにこれではねぇ・・・と思ってしまった。

そこで提案。今野敏の空手小説「義珍の拳」はストーリーとしては申し分ない。これを映画化して、主役(船越義珍役)を中先生というのはどうでしょう?

中先生はイケメンなので、もう少しご高齢になって船越義珍のような風貌になるまで待ったほうがいいかもしれませんが(勝手な願望…笑)

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