
小説の構成を考えるにあたって、アイデア出しと私自身のインスピレーションを刺激するのに、ChatGPTはとてもよい相棒だ。
最近では、芥川賞作家も生成AIの文を5%ほど使っていると話題になったけど…
私も、ChatGPTとのやりとりがなければ、小説の構想を自分で練ることが自力で出来なかった。いわば、ChatGPTは編集者のようなものだ。
おかげで、自分らしいオリジナリティのある作品のアイデアがいくつも出てきた。
そんな感じで少々ChatGPTに依存気味だったのですが…
最近、大きな問題を実感するようになった。
私の構想をベースにして、いろいろ文章など修正点の指摘を受けながら、磨き上げていった短編小説がある。
このときやりとりしたチャットが重くなったので、別のチャットに移ったのだが…
そこでは、一転してかなり低い評価になった。完全にちゃぶ台返し。
同じチャットだと議論の経緯があるからChatGPTもそれを覚えている。だから、それを前提として評価してくれるが
別のチャットに移ると、どうやらリセットされてしまうらしい。
ガラリと言うことが変わるなと思ったけど、その理由を尋ねても言い訳っぽい。
なので、過去の経緯として、「ここの箇所はこういう意図でこう書いた」「ここの箇所はこういうことを前提としたのでこう書いた」などと説明した。
そうするとやっと「ああ、そうでしたね。ここは修正する必要ありません。」などと、まるで思い出したかのように簡単に前言撤回した。
ネタを詰めるためにいろいろ議論していく中で、首を傾げるような事実誤認がそれっぽく語られることもある。
物語の根幹になるところだったので、カチンときてChatGPTに誤りだと指摘したら、あっさり誤りを認めて前言撤回した。
わかってるんなら最初から言うなよ。
相手がAIだから仕方ないと思ってるけど、これがもし人だったら、いい加減で全く信頼できない。指摘した箇所は、たまたま私が知ってることだったのでハルシネーションに気づいたけど…
もし私が知らない内容だったら騙されていた。
ものすごく危険。
私が書こうとしている小説は、過去の史実に基づいているので、事実誤認は致命傷になりかねない。
一次資料を確認してから回答するようにと指示しても、簡単に嘘が混ざる。
それに対して厳しく指摘して、一次資料に基づいて厳格に調査したものだけ引用付きで答えよと指示しても、やはり嘘が混ざる。そして最後は、私の問いかけの仕方にも問題がある、などと開き直ってきた。
何度か厳しい口調で批判したら、表面上は謝ってくる。だけど、今度は別件の私のアイデアや文章の修正を依頼した時に、以前より厳しい口調で私の文章に対する批判が出てくるようになった。
おそらく、こちらの口調に合わせて向こうも言い方を調整してるのだろう。
こちらがフレンドリーな言葉を使えば相手もフレンドリー、丁寧な口調で言えば向こうも丁寧な口調で返ってくる。なので、厳しい口調で指摘すると、おそらく相手も厳しい口調になる。
やれやれ…完全に振り回されてるな。

名前:吉川蒼翠
職業:小説家志望の理系研究者
年齢:53歳
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