
2回目の低山登頂は、シンガポール最高峰(と言っても標高164m)のブキ・ティマ山頂を制覇。これが出張先での私のプライベート・ミッションの1つでした。
164mですから、山というより丘。
私にとってはちょうどいいレベルです。

先ずはMRTのDowntown線に乗って、Beauty Worldという駅まで向かう。
ビューティ・ワールドだなんて、名前がインパクトある。
ハイキングで減量して美しくなろうという意味だろうか?(笑)

と思ったけど、すぐそばにBeauty World Centerというショッピングセンターがあった。
なるほど、それでこの名前がついたのか。
だけど、結構古めのショッピングセンターで、日本で言うと昭和のイトーヨーカ堂のような雰囲気。

遠くに歩道橋がありますが、あそこを渡ってブキ・ティマ山頂に向かいます。
事前情報ほとんどなしで向かったので、なかなかワクワク感があります。

最近の私のマイブームは階段昇降。
歩道橋はちょうどいい階段昇降になります。これで太ももとお尻の筋肉を鍛える。

歩道橋の先は道になってました。
日本で言うとサイクリングロードに近い感じ(路面は凸凹ですが)
調べたところ、ここはレイル・コリドーといって旧マレーシア鉄道の路線跡とのこと。まさに日本のサイクリングロードに近い。
ここは地元の人のハイキングコースになってるらしく、かなりの人が歩いてました(写真では写ってませんが)

そして途中でお猿さんに遭遇。日本猿より小柄かも?
歩いてる人は完全に無視、猿もこちらを完全に無視。
それがいいのでしょうね。
観光客の私が絶対してはいけないのは、ここで餌をあげること。知床でクマを餌付けするような行為は絶対やめましょう。

ところどころ、昔の線路が残ってました。

レイル・コリドーから離れて、ブキ・ティマ自然保護区へ向かいます。
たぶんこの道であってるよな。前日の雨のせいで階段が滑る。

途中、なにやらレジデンスをみかけたけど、高級住宅街?
そんな様相になってきた。
門があって警備が厳重、国旗もかかげていたので、議員宿舎とか公務員宿舎かな?

さらに先に進むと駐車場があって、地元の人はここまで車で来るんでしょうね。
かなりの人がここから山頂に向かってました。
ふむ、かなり整備された場所です。道路も舗装されている。
ここにきて不安が。ランパンだけど虫に刺されないだろうか・・・。熱帯の蚊はデング熱とか怖いからね(何を今更・・・)

木にムササビが停まっているのを発見!
ムササビ!(本当にムササビなのかどうかわかりませんがw)
すごい、さすが熱帯。
このムササビくん、帰りも見かけたけど全く動いてなかった。寝てたのかもしれないね。

熱帯雨林、というほどの密林でないのがちょっと驚きでした。案外ふつうに見かけるような森。
もっと個性的なヤシの木やマングローブの森を想像してたけど。

ん?途中に何か説明書きがあった。
「ブキテマ攻防戦」
太平洋戦争のことか。こんなところまで日本は進軍したんだ・・・
この文章を読んで以来、太平洋戦争のときのシンガポール戦について興味を持つようになった。

そのまま登っていくと、分岐点に到達。
頂上はこの先の階段を登っていくらしい。
うむ、また階段か・・・

少し歩いたら到達。ここが頂上(Summit)です。綺麗に草刈りされていました。
シンガポール最高峰地点。登頂です!

周囲は木が密集しているので、特に眺めがいいわけじゃないです。
瞑想をしている人がいました。
ここで一休みしたんですが、ふと気がついたのは、虫がとても少なかったこと。
日本だとこれくらいの森に入ったら、蚊やブユがやってきて酷い目に遭う。ランパンなど履いてたら刺されまくりだけど
全然虫がいないので不思議だった(この時1箇所刺されたけど、結局それだけ)
ChatGPTに聞いたところ、シンガポールはデング熱などを予防するため、蚊が発生しないように環境整備にかなり神経を使っているとのこと。
なるほどね〜。
それはともかく、あっけなくミッション・コンプリートしたので、このまま帰るのがもったいない気がしてきた。
翌日の予定だった「マクリッチ水源地」にあるハイキングコースまで踏破しようかと意気込む。

ルートはこちら。8~9km程度なので大したことない。自宅周辺でも一周7kmの遊歩道がある。この程度なら十分行ける。
と思って、急に行くことに決めた。時刻はちょうど正午前。
先ずはBeauty Worldに一旦戻って昼メシを食べた後、虫よけの薬を買ってから行こう。
だけど、この計画がなんともキツい行軍になってしまうとは思ってもいなかった・・・

名前:吉川蒼翠
職業:小説家志望の理系研究者
年齢:53歳
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